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4月〜開田の春は野焼きから始まる〜

春の花が咲く前

山菜ができる前

農作業が始まる前

まずは、野焼きが始まります

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乾燥した草を焼くことで、害虫駆除や獣害対策にもつながります。

昔は、「山焼き」とも言われていて、採草地である山に火を入れて、草の成長を促す役割もありました。

現代では、畑焼きとも言われるように、休耕農地の草を焼いたり、畦を焼いたりします。

開田高原の景観を維持する役割も担っています。



道の近くの丘にも

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木の側は、木に火が移らないように大人数で見守りながらやります

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斜面は、下からの火をつける前に、上に防火帯を入れます

下からの時間差で火を入れて、火と火がぶつかり、打ち消される形になります

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平地では風向きに注意しないと、想定外の方向に火がいくので注意が必要です。

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火入れのあとは、黒い灰がのこり、肥料となります

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防火帯に水をまきます

農業で使われる動力噴射機を使います

長いホースで効率よく、防火帯に水を撒きます

緊急時の消化にもなります。

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その他にも、背中にシューターを背負います

水が入っていて、手元に水を噴射できる器具があり、初期消化や人しか入れないところを消化します。

小回りが利く反面、重たいので体力がある人が背負います。


そんな開田高原の野焼きは大人、器具を備えながら安全第一で行われます

人数をそろえること、役割分担をすること、体力や機敏に動ける人を配置することが重要です。

消防団も万が一に備えて見回りをしますが、地域の人が主体となって行う行事です。地域の人が責任を持って行うことが大切ですね。


強風や人数が揃わない場合は、縮小や中止をする場合もあるそうです。


開田の景色を守るためにも、これから安全第一で続けられたらと思います


記事作成:木村耕紀 2025年4月28日

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